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やきもの一口メモ[vol.04]   手入れ次第でボロ人も成れば錦にも成る。 その弐        

 皆さんがやっと探し当てて入手した器も手入れ次第では、『ボロに成れば錦にでも成る』と言う話です。
 前回は、使用後の保管時の注意でしたが、実はもっともっと注意して欲しい事があります。使用後の手入れ・U 陶器・磁器・石器・焼き締め以上、大まかに四種類に分けられる事は前回(vol.3)お話しましたが、実は本当の意味?での取り扱う時に注意して欲しい事があります。特に注意して欲しいのは焼き締め・陶器です。特に陶器は吸水性があります、吸水性があるという事は解りやすく言うと素地{(きじ)粘土で形づくった物の事を言います}の構造が乾いたスポンジのようになっていて、強度的にあまり強くありません。陶器の最大の欠点です。美濃焼の伝統的工芸品の大部分が陶器です。しかし焼物の風合いは磁器・石器なんかは陶器の足元にも及びません。隆月窯は主に陶器・石器を焼いています、ちなみにHP開設記念第1弾プレゼント品『喜怒哀楽・多用碗』は陶器です。
 強度が弱いという事は、衝撃に弱いという事です。それは形状にもよりますが、口の所が少しの衝撃で欠けやすいと言う事です。お茶碗を洗うときカチャカチャ音を立てて洗っておられる方は、陶器を洗っているうちに必ず口を欠からかしてしまう※人です。注意してくださいね。
  ※欠からかしてしまう
 : 東濃弁 欠けさせるの意味
 

 
 次回予告 長期保管字の注意について。貫入に入った汚れの簡単な落とし方。他
                                                     2001/02/04




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