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やきもの一口メモ[vol.05]   土物(つちもの)で食卓の演出の幅を広げる。  その壱        

 土物(つちもの)で食卓の演出の幅を広げる。
 『土物は私はそそっかしいから、すぐに欠けちゃう』『いい彼が言うには『入れ歯洗浄剤で簡単に簡単に落ちるよ。』との事で、早速入れ歯洗浄剤を入手し試してみました。
用意した物 : 仕事場でコーヒーを飲んでいて洗い忘れた湯呑・入れ歯洗浄剤・ビーカー。
実験方法 : 説明書の通りお湯仁中に歯洗浄剤を投入し湯のみを入れて一晩放置しました、が、黄ばみは取れましたが貫入に入った汚れまでは取れませんでした。そこで、あと1日放置して様子を見ることにしました。
結果 : 3日放置しても汚れが少し薄くなる程度で完全になくなる事はありませんでした。そこで昔から我々の中で言われている方法(素焼きをすれば良い)を試してみました。汚れは有機物のはずなので燃やせばなくなるはずの理屈です。結果、汚れは・・なんと残っています。
考察 : 昔から言われているように、貫入物は一度水を含ませてこれ以上吸水しない様にさせてから使用する事によって汚れから守る事が、大切だと言う事を再認識させられました。
期待させて結果が芳しくなかったので、食器洗いの裏技を一つ。
食器を洗うときにスポンジを使われている方が多いと思いますが、和巾(日本手拭です。)を使うと油汚れが簡単に落ち、焼〆等の無釉物も綺麗に汚れを落とすことが出来ます。スポンジの減りを嫌って焼〆を避けていた方も一度試してみてはどうですか?

                                                       2001/03/28



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